今はまったく霊感とかないのですが。
小学生のころ、普段使わない、むしろ遠回りの通学路がなぜかその日はすごく気になっていました。
登校するときは近所の小学生で登校班を組んでおり、みんな揃って登校していたので一人で道を逸れるわけにもいかず。
帰りにその気になる通学路を使って下校したのですが、実はその日の午前中、その道で交通事故があり、幼い子供が亡くなっていたそうです。
何かあったわけでもないのですが、何となく怖く感じてしまい、その通学路を通らないようにしていました。
なのに後日、なぜか気付いたときにはその通学路を通ってしまっていました。
そしてその日に、以前の事故で入院されていた方が亡くなったそうです。
その日の夜、寝ていたら壁の奥のほうから大勢の人が砂利道を歩くような音が聞こえてきました。
気がつけば金縛りになっていたので、とにかく変なものが見えないようにぎゅっと目を閉じて、その音が通り過ぎるのを待っていました。
ようやく音が遠ざかり体の緊張もほどけかけたとき、耳元で
「わぁっ!!」
と突然驚かすような大声がしたことです。
もう、今までの怖さがどうこうというより、あまりの驚きで心臓が止まりそうでした。
もちろん部屋には誰もいなかったのですが…。
事故に関係する人だったのでしょうか。
余談ですが、その頃の自分は人をじっと見てると、なんとなく先のことが見えていました。
「この人絶対何か不幸な目にあうな」という予感が、必ずと言っていいほど当たっていたのです。
今までみんなのリーダーだったのに突然いじめにあったり、不登校になったり。
大人になった今、おそらく霊感もなくなりこのようなことを経験することはなくなりましたが、今思い返しても説明が付かない不思議な出来事でした。
コメント