【不思議な話】かぶる前世の記憶

私は昔から、水が異常に怖いのです。

川や海を見ただけで胸が締め付けられるような動悸がして苦しくなります。

映画などで人が溺れるシーンなどは目を伏せてしまいます。

見てしまったら、しばらく動悸があり苦しくなります。

健康状態はとてもいいのですが、なんとなく占い師さんに聞いてみたら「水神様の祟り」みたいなことを言われました。

以前、水神様の碑に何かしたといわれましたが全く心当たりはありません。

幼少期に、水は怖いとトラウマになるような出来事があったのかもと考えましたが、両親からはそんな話も聞いたことがありません。

もしかしたら前世の記憶で、過去の人生でのトラウマがあるのかもしれないな、とも考えていました。

前世の記憶というものを確信したというか、やっぱりそうなのかもしれない、と思ったのは、ある友人に出会ったのがきっかけです。

我が家や友人宅でお泊りしたり、旅行に行くとだいたい同じ部屋で寝ますよね。

その友人とは、同じ部屋で寝ると必ず同じ夢を見るのです。

それも戦の夢。

私と友人は女性、夢の中では男性です。

目覚めると、お互い同じ夢を記憶しています。

私から話し出しても、友人から話し出しても、夢の中の状況は必ず同じになるのです。
「私たちは親友であると共に、戦友でもあるんだね」
と、笑っています。

戦っていますので、前世はきっと敵同士だったんでしょう。

心を通わせれば、友として分かち合えた情も、戦で無残にも打ち砕かれた事を思えば心が淋しいです。

だからもしそれが前世の記憶だったなら、今の友人を前世の分まで大切にしようと思うんです。

こんな話は普通の方が聞けば馬鹿馬鹿しいのでしょうが、私たちだけわかりあえる話なんです。

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