学生だった頃。
街で遊び友人と2人で自転車に乗って家に帰る途中、道ばたのゴミ集積所の横に、白い服を着た60歳くらいのおじさんが座っていました。
夕方7時くらいで、周りはもう真っ暗で小雨が降りはじめていました。
その座っていた場所のすぐ横を通りすぎたので、当然友人も見たかと思い
「今のおっさん、なんであんなとこに座ってたんだべ?」
と聞いたら友人は
「そんなの見てねーよ」
と言いました。
怖いので引き返してまで確認はしませんでした。
あとで聞いた話では、その場所では数週間前、どこかの学校の校長先生が車にひかれて亡くなっていたそうです。
恐らくあのおっさんはその校長先生だったのかな、と思いました。
あと、私の親戚は漁師をしていました。
ある日タンカーかなんかに追突され漁船は沈没。
乗っていた親戚のお父さんは亡くなってしまいました。
事故発生に近い時間にその親戚が玄関を指さして
「今あそこにお父さんがいた」
と言ったらしいです。
多分、そのお父さんが●ぬ間際に息子と娘に会いにきたのだと思います。
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