【怖い話】怪奇現象多発団地

私はいわゆる霊感のあるタイプ、というわけではないのですが、以前住んでいた団地では奇妙な現象にたびたび遭遇していました。

その中から、いくつかのお話を。

当時、私が住んでいた部屋には壁掛け時計が一つと置時計が二つあったのですが、ある日の夜に全て電池切れになりました。

偶然だとしてもあまりに出来すぎていて。

一つは数日前に電池を交換したばかりのものもありました。

そのような事は普通ありえますか?

なんだか変な事が起きやしないか、少し不安になったのを覚えています。

翌朝、その日はゴミの日だったので、いつものようにゴミ捨て場に向かっていました。

その道中、同じ棟に住むご近所さんに会い

「おはようございます。今日も暑いですね」

と挨拶したのです。

その時は気がつかなかったのですが、家に戻ったあとに思い出しました。

ご近所さん一週間前に亡くなってたじゃん!と。

服装も普段のエプロン姿で、ご近所さんの表情も普段通りでした。

突然のことだったので、自分が●んだ事にまだ気づいてないのか…とも思いましたが。

また別の日、朝5時頃にトイレに行きたくなって起きてしまったことがあって。

何気なくベランダを見たら、小学生くらいの男の子がベランダの柵?に足を掛けてこちらを振り返っていたのです。

家は団地の5階、子供はいません。

夫を叩き起こして見てもらいましたが誰もおらず、下にも誰もいませんでした。

その後、夫の仕事の都合で引っ越しましたが、あの団地を出て以降、心霊体験は一切していません。

あの団地は一体なんだったのでしょう。

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