夏の話だけど、なぜか早朝ぱっと目が覚めちゃって。
そしたら、赤ん坊が蜘蛛みたいに天井這ってた。
よく見るとなんか鼻ないし、顔ぼこぼこに腫れてて、変な赤ん坊だったよ。
じっと見てたらそのまましばらく這い回って消えちゃったけど。
僕は実際はそんな赤ん坊知らなかったんだけどさ、なんか身内くさい気がして。
いい加減と言われる第六感ってやつね。
前日に母親の実家に帰ったのを思い出したから、母親になんとな〜くその話してみた。
そしたら祖母ちゃんが昔産んだ子供に、鼻がなくて肌がぼこぼこしちゃってる、いわゆる奇形児がいたらしい。
で、呼吸ができないからそのまま●なせちゃったんだって。
祖母ちゃんにはちゃんとお墓参りに行くようにって言っておいた。
僕のとこまた来られても困るしさ。
コメント